2017年度 生命科学系学会合同年次大会 第40回 日本分子生物学会年会の紹介ページです。学会活動コラムを掲載しています。

 

更新日:2018.01.17

2017年度 生命科学系学会合同年次大会 第40回 日本分子生物学会年会

2017年12月6~9日、神戸ポートアイランドにて、2017年度 生命科学系学会合同年次大会となる第40回 日本分子生物学会年会が開催され、研究開発担当の奴久妻 智代子が参加しました。
プレナリーレクチャーでは、あらゆる疾病のきっかけとなる生命科学現象のほころびを、数多の生理的変化の中から的確なタイミングで拾い上げることの大切さを改めて感じました。

谷口維紹先生:『免疫系の美徳と悪徳:炎症とがんの制御を担う自己由来分子の機能解析とその応用』

本庶佑先生:『驚異の免疫力』

山中伸弥先生:『iPS細胞研究の現状と医療応用に向けた取り組み』

柳田充弘先生:『人の老化度を血液メタボライト分子で測定する』

岸本忠三先生:『IL-6の発見とIL-6受容体抗体の開発―IL-6の炎症惹起作用と異常産生の分子機構-』

審良静雄先生:『各種病態にかかわるマクロファージ・単球サブセット』

坂口志文先生:『制御性T細胞による免疫応答制御』

田中啓二先生:『プロテアソーム:構造と機能の概要』

大隅良典先生:『半世紀の研究を振り返って』

遠藤章先生:『スタチンの発見と開発』

その他多くの学会報告の内容は、偶然の発見のようにみえて日々の努力の賜物であることは明白で、個々に独立した生命活動を営み、多数の例外を抱えるヒトのデータから何らかの傾向を見つけるには、AIが幅を利かせる現代にあっても、データ数の積み重ねこそが結局は近道であることを実感しました。
温熱療法は、その起源が紀元前の古代にまで遡る伝統療法で、これまでに様々な記録や報告が集積されています。その中にある生命科学現象から何を拾い上げ、何を加えて予防や治療に活かすか、これからも歩みを止めずに探求していきたいと思っています。