重炭酸イオンNO療法セミナーの紹介ページです。学会活動コラムを掲載しています。

 

更新日:2017.10.1

重炭酸イオンNO療法セミナー

2017年9月25日、紀尾井フォーラムにて、日本先端医療推進機構主催の重炭酸イオンNO療法セミナーが開催され、研究開発担当の奴久妻 智代子が講演しました。

温めの意義と応用

『湯は水より出でて水にあらず』
家柄や血筋は平凡でも、修行によっては非凡な人になれるということわざです。

サーモセルクリニックでは全身温熱療法を提供していますが、体温上昇の媒体として使っているのが、効率性と制御性、そして再現性に優れた温水(=湯)です。湯が持つ熱エネルギーは私たちの皮膚を通して伝わり、温められた表層の血液がさらに血流を介して深部まで温めてくれますが、その身体の反応は温水の種類によっても様々に変化します。
温浴に使用する水道水中の残留塩素を分解するために、アスコルビン酸(ビタミンC)を添加することがあります。アスコルビン酸により残留塩素が分解され、水の酸化還元電位がマイナスに近づくことで、刺激を軽減し、熱伝導を向上させると考えられます。
また、重曹とクエン酸を組み合わせた重炭酸泉は、さら湯に比べて血管拡張作用が高く、血流をより促進することが報告されています。このような入浴剤を用いてお湯に工夫を施すことで、ご家庭での日々の入浴の質も変わってくるはずです。