【症例 2】甲状腺がん [ 50代・女性 ]の紹介ページです。治療症例コラムを掲載しています。

 

更新日:2017.03.31

【症例 2】甲状腺がん [ 50代・女性 ]

・X年7月 甲状腺がん(乳頭がん・ステージⅡ)と診断を受けた。甲状腺内には3個の腫瘤を認め(直径3cm×1、1cm×2)、治療方針として全摘後ホルモン投与となった。

・翌月より、術前の体力増進を目的に全身温熱療法開始。

・週1~2回ペースで約2ヶ月、計10回の全身温熱療法治療後、CT上、直径3cmのがん腫瘤の退縮を認めた。

・同時期の病理組織学的検査では、3個の腫瘤のいずれにおいてもviableながん細胞を認めなかった。

・その後3年間腫瘍の進行を認めなかったが、3個の腫瘤のうち1個が再び増大傾向を示したため、切除を行った。

コメント

甲状腺乳頭がんは比較的進行が遅いのが特徴のがんです。本ケースでは、診断当初近々の全摘が前提であり、術前のコンディショニングとして全身温熱療法を開始しましたが、再検査で腫瘤の退縮を認めたため、3年間経過観察後の切除となりました。